オルガンについて

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♪ Viscount(ヴァイカウント)社製Prestige100A購入の経緯

1988年11月から使用していた先代の岡野オルガン(2段鍵盤+足鍵盤、20ストップ)が2007年3月に故障し、修理したものの本来の透明感ある音色には戻らないことが分かり、新しいオルガンを購入することになりました。当教会の建物や経済を考えると「パイプオルガンの音をデジタル・サンプリングした電子楽器」が分相応と考え、同年6~7月に小笠原牧師(当時)と奏楽者等で計2社7~8機種を試聴・試弾、「イタリア製で明るく気品のあるViscount(=英語で ‘子爵’ )社の標準シリーズ、3段鍵盤+足鍵盤付きの楽器」を第1候補と考えました。

役員会に書類を出す直前の8月末に、ヤマハのViscountオルガン・ショールーム(当時)所長から電話があり、「ショールーム閉鎖に伴い、最高級品のPrestige100Aをお値引きしますが?」とのありがたいお話。複数の奏楽者が弾くのでヤマハ製の高低自在ベンチ(公定価格)と合わせて購入しました。奥行きのある深い響きは標準シリーズよりも数段上で、初めて聴いた方々は「パイプはどこに?」と尋ねられるほどです。

🎵オルガンの特徴

Prestige100Aはパイプオルガンやその楽曲を知り尽くした技術者が、持てる限りの技術の粋を結晶化した逸品です。コンサートホールのパイプオルガン並みの57ストップを持ち、電子楽器ならではの多様な機能も搭載しています。

手鍵盤は下からPos、主鍵盤(HW)、OWで、PosとOWそれぞれにSW Pedalが付いています。APボタンをOnにすると、主鍵盤で弾いている一番下の音に足鍵盤の音を足せるので、足鍵盤を使えない奏楽者も重厚な讃美歌伴奏が可能です。ENCボタンをOnにすると、全鍵盤を一緒に強弱変化させることができるので、聖歌隊等の伴奏には便利です。

🎶礼拝音楽の充実と演奏会の楽しみと

毎週日曜日の礼拝に出席されると、格調高いパイプオルガンの響きに包まれ、心を神様の方に向け、讃美歌を歌うことができます。それが、牧師が語る説教を聴く準備となります。

このオルガンを弾きこなすために、特別に個人レッスンを行なっています。良い楽器は良い奏者を育てます。当教会には現在6人の奏楽奉仕者がいて、日々研鑽しております。

随時、演奏会を企画し、地域の皆様にも感動的なひと時を味わって頂いています。